こども発達研究所が目指していること

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障害に配慮した教材がほとんど無い現状

既存の教材や教育のほとんどが、定型発達の子供をより伸ばすことを意図した英才教育目的であるため、
視覚や触覚などの五感に問題を抱え、手の機能などにも問題を抱える障害のあるお子さんには、あまりに段階を飛ばした作りになっています。
障害による困難によりそいながら、スモールステップで確実に進んでいけるように、そして既存の教材につながっていけるように、と その子に応じた教材を手作りし続けてきました。

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障害に配慮したスモールステップの教材を

・触覚が鈍感で、手の機能が未熟なら、大きくてしっかり握れるものを、
・視覚が未熟であるなら、見えやすいと言われている赤の積み木を
・鉛筆の持ち方が未熟なのであれば、少し大きくて書きやすい教材を
・難しい課題で出来ないのであれば、細かく分解した課題を作り、1つずつ身につけられるように
子供達は、障害に配慮のない教材や教えられ方では、うまく伸びることが出来ません。


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認知力に焦点をあてる

また、字を憶えたり、数を数えたりといった教育も大切ではありますが、それで学んだ知識を使いこなすには、 認知力が欠かせません。
例えば、数を数えられるものの数の概念が解らなかったり、紙面上での上下といった抽象的な空間認識が解らなかったり。そういった事は、 いったいどうすれば解ってくれるようになるのでしょう。
何度も、そのような症例と出会い、その度にその子の躓きが何処なのか探し、考え、教えてきました。 そうやって理解出来るようになった子供を、何人も経験してきました。

本当に出来た時の喜びは自己肯定感につながってゆく

障害があっても、こどもは学びたがっているし成長したがっています。 本当にストンと理解できた瞬間は、本当に嬉しそうに喜びます。
飛び跳ねて喜んだり、破顔して大きな拍手を自分でしたりした子供をたくさん見ました。
この喜びが、学ぶ力、生きる力につながって行くのだなと感じます。

身体や生理面のことも配慮しながら

障害は、身体的に大変な事も多いです。五感覚だけでなく、運動機能、生理機能面などにも多くの困難が伴います。 こども発達研究所の1Fには、身体を専門とする和音治療院の武田先生がいらっしゃいますので、 時には、この武田先生と協力体制をとりながら、その子にあった方法を模索しています。